元シングルマザーのシニアライフ(仮)

一人息子を亡くした元シングルマザーの日々のメモです。

子どもの貧困

生活の厳しい子どもの家庭に定期的に食品を届ける「こども宅食」というサービスがあります。
東京都文京区限定のようですが。
こども宅食を利用しているシングルマザーの話が載っていました。
「シングルマザーであることを人に知られたくない」
という話にとても共感しました。
私もシングルマザーであることを敢えて人に開示したいと思わなかったからです。
マイノリティーであることを知られたくなかったのですね。
だから、困ったら相談するという行動も取りにくいのかもしれません。
みんなと同じが安心という価値観では、なかなか困ったら相談というのができないと思います。
相談することで、なけなしの自尊心が傷ついてしまうのです。
支援者でそういうことに気づかない人は多いと思います。
マイノリティーであることを開示して楽になるならば、どんどんする人も増えて、そのことで生きづらさもなくなっていくのではないかと思います。
だけど、今はマイノリティーであると開示することで傷ついてしまうケースが多いように思います。
だから見えないのです。
もっと楽に生きられる社会になるには、どうしたらよいのかなと考えます。