元シングルマザーのシニアライフ(仮)

一人息子を亡くした元シングルマザーの日々のメモです。

自己肯定感

「自己肯定感を無理に上げる必要はない。むしろ逆効果になることもある」


この文章を読んで、救われた気がしました。
我が子が亡くなってから、私はこの「自己肯定感」の呪いに、とらわれがちだったような気がするのです。
そもそも私は子どもの頃から自分を「劣等感が強い」と感じていました。


「私を見て!私の話を聞いて!私と一緒にいて!」


こういうセリフが絶対に言えなかったのです。
私の親は毒親ではありませんが、理想的な親とは思っていませんでした。
多分、子どもの頃に親を見限ったと思います。
決してネグレクトだったとかいうこともなく、共働き家庭でむしろ父はイクメンの先駆けですらありました。


「自己肯定感が低い」というフレーズは私にとって呪いのようになりました。
自己肯定感が低いとダメという価値観を覆したかったです。
でもそもそも自己肯定感が育っていない私には無理なことでした。


一方で、どんな自分にもOKを出すのも「心のクセ」に気づいて対処してからでないと、これも難しいかなと感じます。


そうだ、私はどんな自分にもOKを出したいのです。
なりたい自分になるってそういうことかなと思います。