元シングルマザーのシニアライフ(仮)

一人息子を亡くした元シングルマザーの日々のメモです。

これからどうしよう

私はいつも「これからどうしよう」って思っていたような気がする。
未来が見えない。
未来予想図を描く手が止まる。
でも昔は今を大切に今を生きるということがわからなかった。
そして普通の生活がわからなかったということ自体、それは言い訳だったのかもしれない。


母が亡くなったので、収入を増やす働き方をしたいって思っていると、昔、パートで働いていた職場がフルタイムの求人を出したので、これはラッキーだと思い応募して面接を受けた。
なかなか採否の通知が来ないので、嫌な予感はしてモヤモヤしていたけれど、不採用の通知がきた。
未来予想図を描きかけていた私の手はまた止まった。


今日、確定申告の書類作成をしたら、去年、給与等を支払われたのが5か所だった。
年に1〜2回程度の仕事しかしていないところもあるので、私の収入はとても少ない。
去年までは親の介護でまともに働けなかったけれど、今年はちゃんと働けそうだと思っている。
しかし、その年1〜2回の仕事などがフルタイムで働くには不都合かもしれない。
それに市役所の会計年度任用職員は、副業禁止なのだ。


まぁ、フルタイムで働くとなると今みたいにのんびりブログ書く暇もないかもしれないし、疲れた疲れたと帰宅してぐったりしているかもしれない。
それでもお金は必要だ。
母が亡くなったことで、父の口座にいろんなお金が振り込まれているけれど、それも今のうちだけ。
やはり節約を心がけて小さな暮らしをしていくのだろうか。

ユーミンの「春よ、来い」

東日本大震災から間もなく13年になります。
私は津波による被災はありませんでしたが、しばらく大規模停電が続いてその後も買い物など日常生活に支障をきたしていました。


震災後にユーミンの「春よ、来い」を聴いて「あー」って感じ入ったものです。


もう一つ。
「春よ、来い」は1994年のNHK連続テレビ小説「春よ、来い」の主題歌でした。
息子が1歳になる前に阪神大震災が起きましたが、その記憶ともつながるのです。
テレビをつけていて「春よ、来い」の曲が流れてくると息子がじっと聴き入るのです。
試しにギャン泣きしている息子に「春よ、来い」のCDを聴かせると、不思議に泣き止むのです。
これは…もっと早く知っていればよかったと思ったものです。
何故なんだろう。
いずれ、よく泣く息子に困っていたものだから、私が好きなユーミンの歌で息子が泣き止むなんてこんなありがたいことはないと思いました。
もっとも大きくなった息子にこの話をすると、ちょっとイヤそうにしていたのですが。


そんなわけで、先月は新年早々、能登半島地震がありました。
私は車の運転をしながらFMラジオを聴くのですが、今日は「春よ、来い」がラジオから流れてきて少し泣きそうになりました。


今の季節に聴きたくなる曲です。

母が亡くなった

1月になり、松の内が明けてから母が入院先の病院で亡くなりました。
ちょうど父は在宅介護の期間中で、病院から連絡があった時に父を連れていくことができたのでよかったです。
喪主は父にしましたが、実際に動くのは私1人です。
父は施設から人が集まる火葬や葬儀には出席してはいけないと言われました。


介護もワンオペ。
葬儀の対応もワンオペ。


まぁやるしかないのでやりました。
役所関係の手続きはまだ終わりません。


何というかリセットされた気分です。
季節は冬なのにまるで3月のような気候です。